こんにちは。
Fuku Meditationの大戸悦子です。
アクセスいただき、ありがとうございます。
今日は「今ここ」についてお話ししていきます。
「今ここ」という言葉、最近よく耳にしたり目にする機会が増えましたね。
マインドフルネスは「体と心をシンクロさせる」という言い方をすることがあります。
ちょっとピンとこないかもしれませんね。
では聞いてみますね。
今皆さんがどんなタイミングでどんな状況でこのテキストを読んでいるのかはわかりませんが、今いらっしゃる所へ歩いてきた時、例えば通勤途上とかお部屋の中でコーヒーを淹れに行った時。
その時足音は聞こえていましたか?
風の流れを感じましたか?
外を歩いていた方は、どんな風景が広がっていましたか?
お部屋の中にいる方は、お部屋の状況はどうでしたか?
普段何気なく歩いているとき、足音は聞こえているはずなのに、空気の流れを感じるはずなのに、頭の中で考え事をしていたり、何も考えずにぼーっと歩いていたりしていることが多いと思います。
この、考え事をしたりぼーっとしているときは、体はここにあるのに心はどこかに行ってしまっている状態なんです。
もうひとつ。
例えばとても高価で美味しい煎茶と茶器があって、美味しいお茶を淹れたいとします。 その時、どのように淹れますか?
きっとお茶碗や急須を大切に扱うし、美味しく淹れるために最後の一煎まで丁寧に淹れると思います。
その時はどうでしょう?
きっと考え事をしたりぼーっとしたりしていませんよね。
これが心と体がシンクロしている時です。
動作に心を行き渡らせているとき、これが心と体がシンクロしていて「今ここ」にいる時なのです。
自分の先入観や思考が介在しない、リアルな現実にアクセスしている時なのです。
マインドフルネス瞑想では、動作(呼吸)に意識を置き、「今ここ」にいることを練習していきます。
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