マインドフルネス瞑想を続けることによる効果の一つに、穏やかさが培われる、があります。
穏やかさが培われると、些細なことでイラッとした時にそれをすぐに手放せたり、自身の落ち着きにもその効果が現れます。
穏やかさを培うには、瞑想練習の中で「柔らかくある」というのがポイントになります。
座った時の姿勢、呼吸への注意の払い方、思考や感情が浮かんだ時の対処、これら全てに「柔らかく」行うことがとても大切です。
そして、これは瞑想練習に限らず、日常生活(ポスト・メディテーション)でも同様です。
例えばキッチンでお茶を淹れようとする時の急須や茶碗の扱い方、茶葉の入れ方、お湯の注ぎ方、これらを柔らかく行うことで磨かれていきます。
急いでいたり、ぼんやりと考え事をしながらお茶を淹れようとすると、途端に道具の扱いや動作が雑になってきて、そこに柔らかさや穏やかさがありません。
座る練習、日常生活も落ち着いて柔らかく過ごしていきたいものです。
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