こんにちは。
Fuku Meditationの大戸悦子です。
アクセスいただき、ありがとうございます。
前回の記事で「マインドフルネス瞑想の3つのステップの全ては、『優しさ』を育むのにとても大切になってきます。」と書きました。
そして最初のステップについてお伝えしましたが、今回は2つ目のステップ「呼吸に意識を置く」と優しさを育むことについて書いていきます。
呼吸に意識を置くとき、100%しっかり意識しよう!としてしまうと、精密さは養われますが、そこには柔らかさは無くなります。
呼吸に集中しすぎると五感を含む全ての状況がシャットアウトされてしまいます。
周りのものが見えない、音が聞こえない、自分の思考の動きも捉えられない、といった感じです。
呼吸は「吐く息」に意識を置きます。
吐ききってしまうと、体が勝手に息を吸うので吸う息は放っておきます。
吐く息に意識を置くのは、前回お伝えした「リラックス」にもつながってきます。
それと同じで、吐く息に意識を置くことで、呼吸の度にリラックスを味わうことができます。
マインドフルネス瞑想での呼吸への意識は全体の25%ほどです。
呼吸に意識を置きながら、五感(知覚)は働いている、考え事や感情が湧いているのもわかっている、といった感じです。
私はよく「呼吸をしているのがわかっている状態でOK」とお伝えしています。
ぎゅーっと呼吸に意識を置くのではなく、トンボが水面にそっと止まるような優しさで呼吸に優しく触れていきます。
良い姿勢を保ちながら体はリラックスさせ、そっと呼吸に意識を置いておく。
この練習を重ねることで少しずつ優しさ、柔らかさ、穏やかさが培われていきます。
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