こんにちは。
Fuku Meditationの大戸悦子です。
アクセスいただき、ありがとうございます。
今日は前回に引き続き、「マインドフルネスの効果」についてお話ししていきます。
前回はマインドフルネス瞑想の練習を続けることで「明晰に見渡せるようになる、明晰さが培われる」とお伝えしました。
マインドフルネス瞑想のもうひとつの効果は「心のしなやかさ、心の強さが培われる」です。
仕事や家事、人間関係、耳に入ってくる様々な情報。
とかく私たちの毎日はあらゆる情報が溢れています。
そんな中で感情が大きく揺さぶられること、些細な自分自身の感情の揺らぎ、人間誰しも様々な感情が湧き起こります。
それは自然なことだし当然のことなんですが、時々その感情がずっと尾を引いてしまうことはありませんか?
「昨日あの人にあんな事言っちゃったけど、明日どんな顔で会えばいいんだろう」と憂鬱になってしまったり。
静かに仕事をしたい時に周囲がうるさいとイライラしてしまったり。
抱えている仕事の事が気になって、飲んでいるコーヒーの味や香りが分からなかったり。
辛いこと、憂鬱な事が長引いて体調まで悪くなったりすることもあります。
私にももちろん経験があります。
マインドフルネス瞑想の3ステップの3つ目、「考え事や感情が沸き起こったら『思考』とラベルを貼って評価や判断をせず手放して呼吸に戻る」がとても大事になってきます。
このステップでは思考や感情は実態がないものだということを解らせるものです。
「昨日あの人にあんな事言っちゃったけど〜」と考えたり憂鬱になるのは自分の頭の中で作ったストーリーにしかすぎません。
仕事中に周囲がうるさくても、それは単なる「音」として捉えればいいのです。
マインドフルネスの練習が身についてくると、思考や感情に捉われていることに気づくようになります。
捉われていることに気付けたら「思考」とラベルを貼って手放せばいいんです。
そして心と体をシンクロさせて「今」に戻ればいいんです。
練習を重ねていけば気付けるようになってきますし、さらに練習を重ねれば気付くタイミングも早くなってきます。
私自身の体験ですが、上階の子供の足音がうるさくて以前はよくイライラしていたのですが、いつの間にか足音が聞こえるだけで穏やかでいられるようになりました。
とはいえ、私もまだまだ練習途上です。
もちろん思考や感情は起こりますが、それに捉われずマインドフルな時間が増えるように練習を重ねています。
一緒に練習していきましょうね。
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