【Blog】マインドフルネス瞑想 日々の練習について

こんにちは。
Fuku Meditationの大戸悦子です。
アクセスいただき、ありがとうございます。

これまでの記事でマインドフルネス瞑想の効果についてお伝えしてきました。
では、これらの効果が出るにはどのくらい座っていけばいいんだろう?と思われるかと思います。

私がTrue Nature Meditationで教わって皆さんにお伝えしているのは、「1日15分を週に5日以上」です。
13分以上座れば効果が出始めるというエビデンスも出ているそうです。

瞑想経験の少ない方には少しハードルが高いですよね。
そもそも5分座るだけでも苦痛なのに一人きりで15分なんて!
毎日忙しくてそんな悠長に座る時間なんて取れない!という声も聞こえてきそうです。

マインドフルネス瞑想は、呼吸に意識を置いて、浮かんできた思考や感情は評価や判断をせずにそのまま置いて呼吸に意識を戻していきます。
忙しく、慌ただしい日常生活の中で、ただシンプルに座るだけです。

そしてそこには忍耐力を養う、という側面もあります。

以前「忙しくて時間が取れないんですが、お風呂の中で座る、というのはどうですか?」という質問を受けたことがあります。
寝ながらマインドフルネス、なんていうサイトも見たことがあります。

私がお伝えしているマインドフルネスではこれらは基本的には「No」です。

ただし、年単位で練習を重ねて、マインドフルでいる(心と体をシンクロさせる)ことを日常生活の中で応用できるような段階にきたら、ある意味「Yes」かと思います。

先にも書いたように、マインドフルネス瞑想の練習の中には「忍耐力を養う」という側面もあるからです。
1日15分の座る時間すら取れないほど忙しいのであれば、ご自分のためにぜひその時間を睡眠に割り当ててあげてください。

少し厳しい事を言うようですが、本当にそんなに忙しいのでしょうか?
たった15分です。
何気なくスマホを見ていたり、テレビを見ていたりしていないでしょうか。

思考や感情に引っ張られない心の強さ。「面倒くさいなぁ、やりたくないなぁ」という感情に引っ張られずにシンプルに座る、ということも練習の一つなのです。

瞑想の経験が浅いうちは、ただ座る事自体が困難ですが、ぜひ最初の1週間を頑張ってみてもらいたいです。
自分自身に課した日々のルーティンも、1週間もすれば慣れてきますよね。
毎日歯磨きをするように、毎朝顔を洗うように、毎日座ることが身についてくれば大丈夫。そのうち座らないと落ち着かなくなります。

座っていると毎日違いがあってちょっと面白いです。
朝と夜でも違いがあります。
ちなみに私の場合は、朝は頭の中が忙しい傾向にあるようで、夜の方が落ち着いて座れます。

頭の中が忙しくてうるさくても問題ありません。
思考や感情が出てきたら「思考」とラベルを貼って呼吸に戻ればいいんですから。
「考え事がいっぱい出てきてちゃんと座れなかった」という感想をおっしゃる方がいますが、思考が出てくること自体には全然問題はないんです。
思考が出てきたことに気づいて、その都度呼吸に戻ればOK。
最初のうちは「頭の中の映画館」と言われる思考の世界にずっといるかもしれませんが、座る経験が少しずつ増えてくると、ちゃんと気づけるようになります。

そして日々の練習の大きな支えになるのが、一緒に座る仲間や先生です。
私も座り始めて半年ほどは、毎朝仲間たちと一緒に座って、座るという習慣を身につけました。
基本的に怠けがちな私ですが、仲間たち(仏教用語で「サンガ」と言います)がいたから日々座ってこれたし、瞑想指導者にもなれた、今も練習と勉強を続けられています。

そして少しでも皆さんのお役に立てればと思い、一人じゃなかなか練習できないと思っている方のために、オンラインで練習の場を作りました。

有料ではありますが、よかったら一緒に座っていきましょう。
朝のプラクティスは火曜日と金曜日の7:00〜7:30
夜のプラクティスは月曜日と金曜日の22:00〜22:30
ご希望の方はこちらのページからお申し込みくださいませ。

オンラインレッスン

もし他の曜日・時間帯のご希望があれば、私の仕事のスケジュールさえ問題なければご要望をお聞きできるかも、です。お問い合わせフォームからお知らせくださいませ。

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