【Blog】ベーシック・グッドネス

昨日のDeeper into Mahayanaのテキストは「The Bodhisattva Path of Wisdom and Compassion」第5章「ベーシック・グッドネス」。

「ベーシック・グッドネス」という言葉を初めて耳にしたのは恐らく入門講座。
チョギャム・トゥルンパの「シャンバラ勇者の道」の中でそう訳されていたのでそのまま使われていたけど、「善良さ」という言葉に違和感があるということで、True Nature では最近は「ベーシック・グッドネス」という言葉で表現してます。

で、ベーシック・グッドネス。
本来誰もが持つ本質的な「良さ」。
テキストの中で「それは、絶対的ボーディチッタの可能性の基盤なのです。」と。

あ、なるほど。確かに。

ベーシックグッドネスについてふわっと認識してたけど、絶対的菩提心の可能性の基盤と言われてなんだかすごーく腑に落ちた感じがした。

話は前後するけど、少し前にすけさんに座る姿勢について個別にアドバイスを頂いたことがあって、それを気をつけて座るようにしたら、明らかに座っている感覚が違ってて。さらに先日すけさんの昼間のレギュラークラスに参加したら参加者がなんと私一人という超ラッキーに恵まれたので再度姿勢を確認してもらって座っていたら、本当に楽に座れて、座り終わって「あぁ、これかぁ」と感じたことがありました。

つまり、基本に忠実にきちんと座っていれば、穏やかさとか、広やかさとか、明るさを感じることができて、それがベーシック・グッドネスに繋がって、絶対的ボーディチッタが垣間見えるのかな。
シャマタとヴィパッサナーをより精密に行っていくことなんだろうな。
とはいえ、二元的にならないように気をつけなくては。
「ただ座る」「単に気づく」ことを忘れないことが肝要。

Deeper into Mahayanaのクラスはオンライン限定で、途中数人ずつブレイクアウトルームに分かれてディスカッションをするんだけど、今日のブレイクアウトルームもとても参考になった。
お一人禅宗のお坊さんがいらして今日のブレイクアウトで一緒になったのだけど、流石に座り倒しているだけあって内容の理解の深さが私と全然違っていて、シェアされる内容一言一言が「はー、なるほどぉ」と唸るばかり。

今日のテキストでは以前勉強した意識の段階や心の機能についての記述があったんだけど、ここは後で改めて整理しておかなきゃ。

Bodhisattva Pathは始まったばかりだけど、気負わず、ビビらず、ただただ丁寧に練習を重ねていくのが大切だと改めて思った次第です。

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