【Blog】ホットボーダム・クールボーダム

昨年10月から、毎週火曜日にマインドフルネスのレギュラークラスを行なっています。
生徒さんは基礎講座に参加されていた方々がそのまま引き続き来てくださってます。
練習を始めて4ヶ月ほど。最初は毎日座るのがなかなか難しかったようですが、徐々に座ることができるようになってきています。
そしてクラスで座っている様子を見ていると、段々と落ち着きが出てきました。

そこで、次回のクラスでは「ホットボーダム・クールボーダム」についてお話ししようと、前回のクラスの最後に思って、皆さんに予告してます。

私がこの言葉を初めて聞いたのがいつだったか覚えていないのですが、チョギャム・トゥルンパの「Mindfulness in Action」の中にこのことを記した章があります。

瞑想をしていると、思考や感情が次々にポップアップすることがあります。また、その思考がなかなか手放せず、気づいたらその思考を追いかけていることもあります。
体はここにあるのに心があちこちに彷徨っていて、ホットボーダム、まさにイラつく退屈を感じます。

吐く息に溶かして、落ち着きや広やかさを感じる時にはクールボーダム、落ち着いた退屈を感じます。忙しかった心のスピードが落ちて、思考が出てきてもただ気づいているだけ。
そんな瞬間を感じた時に「あ、来た。。。」なんて思ってしまうとそれは全く違うものになってしまうのでなかなか最初は難しいです。

クールボーダムを感じられるようになると、表現が難しいですが瞑想の練習がまた一つ楽になる気がします。
生徒の皆さんも多分感じている瞬間はあると思うので、きちんと伝えていきたいです。

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